メルカリがせどり仕入に向いていない理由!メルカリは販売用として使うのがオススメ
皆さん「せどり」をご存知でしょうか?
せどり(背取り)とは、もともと古本屋から購入した古本に利益を乗せて転売する行為のことで、現在では古本だけでなくCDやDVD、ゲームソフト、服など多岐のジャンルでせどりが行われています。
ブックオフなどの古本屋でスマホを使って本の値段をチェックしている人を見かけたことはありませんか?あれは、せどりを行っている通称「せどらー」と呼ばれる人たちが利益の出そうな本を探しているのです。
フリマアプリ「メルカリ」でもせどりを目的として転売しているユーザーを多く見かけます。
例えば、こちらの記事で紹介しているクラシックミニファミコンもせどり目的の出品が多く、定価は5,980円ですが1万円以上の価格で売買されています。
ちなみに転売目的の売買は古物商の資格が必要になりますので注意してください。
せどりは儲かるが時間と手間がかかる
せどりは時間と手間がかかりますが確実に儲かります。
1商品あたりの転売利益は数十円から数万円とジャンルによってかなり幅があります。
転売で大きな利益を出すためには高額な商品を仕入れる必要があり、潤沢な資金が必要になりますが、1商品あたりの転売利益が数百円程度でよいのであれば手軽にせどりができます。
メルカリでの仕入は難しい
メルカリは「専用」などのローカルルールは存在するものの、商品の購入は基本的に早い者勝ちです。
メルカリで出品されている商品を見ていると「この商品がこんなに安く出品されているの?」というケースをよく見かけますが、こういう商品を仕入れて転売できれば利益も多くなります。
しかし、相場より明らかに安い商品の倍率は異常に高く、出品からものの1分もかからず売り切れることもざらにあります。
そのため、狙った商品を仕入れることは至難の技なので、メルカリで仕入れを頑張るだけ時間の無駄になる可能性があります。
メルカリは販売用として使うのがオススメ
メルカリを利用する最大のメリットは利用ユーザーの多さです。
ユーザーが多いということはそれだけ売れる可能性が高くなります。
また、メルカリでは1円でも安い商品が売れやすい傾向にありますので、ヤフオクやAmazonなどのECサイト、実店舗などから商品を仕入れ、他の出品者より少しでも安く販売することにより商品の回転率も上がり、売上も増えるでしょう。
転売を推奨しているわけではありませんが、正しい知識と古物商の資格を持っていれば何ら問題がある行為ではありません。
本気で取り組めば、月数十万円くらいの利益は生み出すことも可能ですので、興味がある方はルールを守った上で取り組んでみてはいかがでしょうか?