悪い評価を付けられないために押さえておきたい!メルカリ文化「即購入」について
不要になったものを販売してお小遣い稼ぎをしたり、欲しい商品を安く購入したりと便利なフリマアプリ「メルカリ」。
しかし、メルカリには独自のローカルルールがいくつか存在するため、はじめてメルカリを使うときにはいろいろ戸惑うと思います。
今回はローカルルールの中で「即購入」について解説していきます。
メルカリで出品されている商品のタイトルや商品説明に「即購入OK」、「コメなし即購入可」、「即購入NG」と書かれていることを見たことがあると思います。
これがまさにメルカリ文化の一つである「即購入」です。
「即購入OK」はそのままの意味で、コメントで購入意志を伝えることなく購入して構わないという出品者の意志表示です。
逆に「即購入NG」と書かれている場合は購入前にコメント機能で購入意志を伝えてほしいということです。
メルカリの公式なルールではないため守る義務はありませんが、メルカリを利用しているユーザーの中では暗黙のルールとして定着しているため悪い評価を付けられないようにするためにもルールを守っておいた方が良いでしょう。
メルカリのローカルルール「即購入」が生まれた背景
「即購入」というローカルルールが生まれた背景として諸説あります。
有力な説としては、フリマアプリ「メルカリ」がリリースされた直後から購入者は出品者へ「この商品を買っていいですか?」というコメントでやり取りをしてから購入手続きを行うということが一般的でした。
メルカリがフリマアプリの先駆けとして誕生したため、これまでフリマアプリを使ったことがなく購入者が個人間での売買に不安を感じているためこのようなやりとりをしていたと言われています。
しかし、メルカリが普及するに従い、購入者も安心して使えるということが分かってきたので、出品者側へいちいち確認しなくても済むように「即購入OK」「即購入NG」とわかるようにタイトルや本文に記載するようになったと言われます。
出品する際は「即購入可」と「即購入不可」どちらがオススメなのか
ではどのような場合に「即購入可」と「即購入不可」を使い分ければよいか解説します。
効率性を重視するなら「即購入可」
即購入可の場合、煩わしいコメントのやりとりを省くことができます。
例えば、100品を出品した場合、「即購入不可」の場合は少なくとも売れるまでで100回やり取りする必要があります。
1回のやりとりを3分だとしても300分、なんと5時間もかかってしまいます。
不要品の処分や出品した商品を設定した価格でそのまま売って問題ないという場合にオススメです。
売上を重視するなら「即購入不可」
即購入不可にする目的の多くはセット売りのための交渉です。
購入したい商品に別な商品も併せて○円値引きしますよ、といった交渉が行われることも多く、うまくいけば固定客獲得にもつながります。
コメントのやりとりに手間はかかりますが、交渉力に自身があり手間よりも売上を増やしたい場合にオススメです。